インタビュー片岡孝太郎「忠臣蔵」六段目のおかる役「独特の色気にじみ出るよう」増田愛子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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国立劇場主催の歌舞伎鑑賞教室が5日に開幕する。今回上演するのは、名作「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」のうち、行き違いから非業の死を遂げる勘平が主人公となる五・六段目。その妻、おかるを片岡孝太郎が演じる。 「おかるという人は、『田舎』が似合わない女性というか、モダンガールですよね」と孝太郎。 おかるは子どもの頃から地元が嫌で、塩冶(えんや)家に腰元として奉公した女性。そこで家臣の勘平と出会い恋仲となるが、密会中に主君が刃傷事件を起こし、お家はとりつぶし。五・六段目は、京都・山崎のおかるの実家に身を寄せ、夫婦として暮らす2人を巡り展開する。 「扮装は普通の女房役の格好なんですが、おかるが持っている独特の色気が、お衣装からにじみ出るようでないといけないなと、僕は思っています」 勘平が主君の敵討ちに加わる資金を工面するため、おかるは遊女として身を売る決心をする。夫婦の別れの場面には、この後、勘平を襲う悲劇の予感とあいまって、若い2人の切ない思いがあふれる。 「三味線の糸に乗って、一つ一つ、形を見せていくところもきれいですね」 今回、勘平は中村芝翫(しかん)、その長男の中村橋之助がダブルキャストで演じる。 芝翫がかつて勘平を教わったという十八代目中村勘三郎とは、平成中村座の公演で、「六段目」の勘平とおかるを演じた。 「僕も中村座の時のビデオを何回も見直してるんですけれど、やっぱり十八代目のお兄さんは、とにかくハートの熱い方だった」と、当時を振り返る。 今回、初めて勘平を演じる橋之助は、勘三郎の長男、中村勘九郎に教わったという。「気持ちに型がついてくる。そういうものを、橋之助君が継いでいってもらえたらと思います」■大阪松竹座閉館「寂しい」…この記事は有料記事です。残り452文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人増田愛子文化部|専任記者専門・関心分野歌舞伎、文楽、海外の演劇、公共劇場関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






