ストーリー第4回選択的夫婦別姓 合意見いだせない政治 導入待つ事実婚夫婦の思い伊木緑 二階堂友紀印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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「202X年10月23日 選択的夫婦別氏制度の制定後 婚姻届提出」 東京都内に住む事実婚カップルの吉備(きび)友理恵さん(32)と近藤哲朗さん(38)は5年前、それぞれの両親に2人の結婚を説明するための「プレゼン資料」を作った。 シンクタンクを運営し、社会課題の情報や概念を図解して分かりやすく伝えることが仕事の近藤さんと、設計会社で、社会課題の解決に向けた様々な利害関係者の協働を推進している吉備さん。デザインを活用して説明するのはお手の物だ。 ただ、このときは普段と違う緊張があった。事実婚を、双方の両親が心配したからだ。 仕事を通じて知り合い、2018年に交際を始めた2人は、ほどなく結婚を意識するようになった。「姓を変えたくない」という吉備さんに、一度は近藤さんが改姓を考えた。だが、近藤さんの両親は肩を落とした。両親の気持ちも大事にしたい。「2人が改姓せず結婚できる道を」と、事実婚を選んだ。 両家の顔合わせの日、事実婚の不安を解消するための渾身(こんしん)の資料を見せてもなお、両親たちは「婚姻届を出して」と口をそろえた。「数年おきに再検討する」と約束して、やっと納得してくれた。 20年10月、世帯を一つにする「世帯変更届」を役所に提出し、住民票に「妻(未届)」と記載した日を結婚記念日と決めた。連載「ニッポンの現在地 2025参院選」法律や予算によって様々な政策の方向性を決める政治。私たちの生活と直接、間接につながっています。「対トランプ」「物価高対策」など八つのテーマについて現在地と課題をお伝えする連載です。反対派も賛成派も分断あおらず議論を 事実婚には、不便も不安もあ…この記事は有料記事です。残り1785文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人伊木緑メディア事業本部|朝日地球会議事務局専門・関心分野ジェンダー、メディア、スポーツ二階堂友紀東京社会部|法務省担当専門・関心分野法と政治と社会 人権 多様性関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする