2026年7月2日 7時30分足立朋子 力丸祥子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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来年3月の開幕まで9カ月を切った国際園芸博覧会(横浜園芸博)で、参加表明している77の国と国際機関の代表らが初めて一堂に会する「国際参加者会議」が6月30日、横浜市内で始まった。園芸博の全体像や運営、手続きなどについて説明を受け、夕方には歓迎レセプションで交流した。大阪に続き…「意欲素晴らしい」 博覧会国際事務局(BIE、本部・パリ)のディミトリ・ケルケンツェス事務局長は会見でまず「昨年の大阪・関西万博を大成功させたうえ、同規模のエクスポを来年計画している日本の意欲が素晴らしい」とたたえた。 さらに「気候変動や持続可能な社会などに向けての正しい方向性を示し、一丸となって向かっていくことが重要。今回の70カ国以上の参集は、国際社会がいかにこのテーマを重要視しているかを物語っている」などと述べた。 主催する国際園芸博覧会協会の河村正人事務総長は「日本にいながら世界の様々な文化に触れていただいた関西万博同様、国際色あふれる地球旅行を実感して頂けるよう、参加者の出展準備をサポートしていく」と話した。 ケルケンツェス事務局長は29日に国土交通省を訪ね、金子恭之・国際園芸博覧会担当相とも会談した。関係者によると、金子氏は、花や緑だけでなく、農や食、気候変動といった環境課題の解決をテーマにした園芸博の意義について語り、ケルケンツェス氏は「大阪・関西万博が成功した。横浜も必ず成功させましょう」と応じたという。舞い落ちる花びらイメージ 実際の内容についてはまだ不確定な国々がほとんどの中、会場のメインとなる屋外庭園に出展するタイの代表者は、パビリオンの模型を持参して協会に寄贈し、ひときわ注目を集めた。 来日したタイ政府農業普及局のウィーラサック・ブーンチューン副局長らによると、建物は、空から舞い落ちる花びらを重ねたイメージの竹製の屋根が特徴で、政府芸術局のチームが設計した。庭園にも花びらを模した建築で木陰をつくり、鐘やたいこを鳴らす鐘楼も配置して、緑豊かで祝福に包まれた約600平方メートルの空間を演出する。 会期中に順番で参加国にスポットライトをあてる「タイデー」など特別な日には、伝統的な音楽や舞踊、食事などで「温かくもてなしたい」という。旅行先人気ナンバーワン 「タイの人々の営みは古くから自然や園芸、農耕と深く結びついていて、園芸博と深く共鳴する」とブーンチューン副局長。パビリオンの展示では、食料、ハーブ、医療、住居、信仰の五つの分野に着目し、「伝統的な知恵と現代のイノベーションが共に歩み、バランスの取れた持続可能で幸福な生活を実現することを示したい」としている。 2027年は日本とタイの修好140周年の節目にあたるとして、「(両国の)友情と協力、そしてタイの決意の象徴」として今回模型を持参したという。29年の次回園芸博がタイで開催される縁もある。 「タイの人々が最も行ってみたい旅行先は日本で、園芸博も話題だ。タイの文化のルーツが自然との共生であることを、訪れたタイ人でさえ発見するような展示にしたい」と力を込めた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません







