ストーリー大野さえ子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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毎日が、ショッキングピンクだった。あの日々の濃さといったら――。日本中が熱狂した1966年6月29日のビートルズ来日から60年。当時の「熱」を、レコード会社にいた女性は振り返る。色あせた資料とともに。 神奈川県の近藤昭子さん(82)は66年、美大を出て、ビートルズのレコードを日本で出していた東芝音楽工業(当時)に入社した。配属はレコードジャケットなどのデザインを担当する編集課だった。 ビートルズ来日で社内は沸き立っていた。彼らの滞在先は、東京・溜池の会社の目と鼻の先にある東京ヒルトンホテル。ホテルで撮影し、現像したばかりの写真が机に並ぶと人垣ができた。近藤さんも端からのぞいた。 メンバーがホテルで描いた絵をジョン・レノンさんが持つ写真に、社員らから「誰が描いた?」「こっちの絵はサイケ調だ」と声が飛ぶ。くつろぎ、おどける彼らの姿に「同世代の同じ人間なんだ」と親近感がわいた。 その時の写真は、来日から2カ月後に発売されたアルバム「ビートルズ物語」日本版のブックレットに載った。 ブックレットの原稿は、今も近藤さんの手元に残る。 LPジャケットより一回り小…この記事は有料記事です。残り1240文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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