プーチン氏の誤算、続く戦争 ウクライナ侵攻は退陣戦略の一環?編集委員・駒木明義印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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みなさん、こんにちは。6月17日の朝刊の真ん中にある特別紙面「GLOBE(グローブ)」に、全3ページの特集記事を書きました。タイトルは「スパイ大国ロシア」です。 情報機関を持っている国は珍しくありません。多くの国々は、情報機関の活動が目立ったり、注目を集めたりしないよう細心の注意を払っています。 ところが、ロシアはまったく逆です。プーチン大統領は、しばしばロシアに強力な情報機関があることを誇らしげに語ります。非合法工作員による暗殺を公然と称賛したことさえあるのです。 なぜロシアは他国と異なるのか。暗殺を含む秘密工作の実態とは。さらに、強大な力を持つ情報機関の存在が実はロシアの大きな弱点になっているという実態も、取り上げました。手にとってお読みいただければうれしいです(デジタル版では7月配信予定)。 今回の取材では、ドイツ、エストニア、英国を訪れ、専門家にインタビューしました。 GLOBEの紙面では、スパイに関連した部分を取り上げたのですが、それ以外にも多くの興味深いお話をうかがうことができました。「統治の集大成」となるはずが… ロンドンで取材したのは、マーク・ガレオッティ氏。世界的に名高い、ロシアの軍事・情報機関についての専門家です。 プーチン氏はなぜ、ウクライナへの全面侵攻を始めたのか。根本的な疑問について、ガレオッティ氏は非常に興味深い自説を語ってくれました。 「あくまで私の推測ですが、彼の退陣戦略の一環だったのではないでしょうか」 東スラブ系とされるロシア、ベラルーシ、ウクライナの3カ国のうち、ベラルーシはすでに、ロシアの事実上の属国と言えるような状況にあります。プーチン氏、ベラルーシも「核で防衛」 新型ミサイルの配備にも意欲 それに加えてウクライナをロシアの支配下に置くことができれば、プーチン氏は、自分が思い描く「ロシア世界」を一つにまとめることができたでしょう。 それがなぜ、退陣戦略に関係するのでしょうか。ガレオッティ氏は、次のように説明しました。 「プーチン氏にとってそれは…この記事は有料記事です。残り1901文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人駒木明義国際報道部編集委員|ロシア担当専門・関心分野ロシア、国際関係、外交関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






