2026年6月26日 20時15分伊藤良渓印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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薬害エイズ訴訟の原告団らは26日、上野賢一郎厚生労働相と定例協議を開いた。これまでの協議はプライバシー保護の観点から非公開だったが、和解から30年を迎え、事件の風化への危機感から、初めて公開で実施した。 薬害エイズ訴訟は1989年、輸入血液製剤でエイズウイルス(HIV)に感染した血友病患者らが提訴し、96年に国との間で和解が成立した。 26日の協議には、原告団から約50人が参加。協議前に、患者の男性は「いまだに偏見や差別が根強く残っている。ずっと黙って生活する、このつらさを分かってほしい」と訴えた。原告団は上野氏に対し、患者や遺族の高齢化が進んでいるとして、今後の協議への福祉系の部局関係者の参加や、事件の風化を防ぐため省内向け研修の拡充などを求めた。上野氏は「医療面だけでなく福祉の面でご苦労があるのも事実。全省的に対応策をとっていくことが必要だ」と応じた。 協議は1年に1回程度行われる。原告団によると、薬害エイズ被害者のうち、26年3月末時点で存命の患者は628人。患者の平均年齢は約55歳という。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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