【そもそも解説】最低賃金とは 大幅な上積みでも主要国より低く編集委員・沢路毅彦印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
最低賃金の議論が今年もスタートします。最低賃金は私たちの生活にどのような影響があるのでしょうか。そしてどのように決まるのでしょうか。最低賃金引き上げ、高水準続くか 政府、1500円は先延ばしで調整 Q 最低賃金って何のこと? A 企業が労働者に最低でも支払わないといけない賃金のことだ。今は時給で決められている。最低賃金より少ない賃金しか支払わない場合、50万円以下の罰金がある。パートでも学生アルバイトでも、会社に雇われて働く人はすべて対象になる。フリーランスは原則として対象外だ。 Q 金額はどうやって決めるの? A 法律では、①労働者が生活するのにどのくらいのお金が必要か②実際にもらっている賃金はどのくらいか③企業にどれくらい支払う力があるか、という三つの要素を総合的に考えることになっている。小規模な会社の賃上げ状況を毎年調査して、参考にしている。 Q 誰が決めるの? A 経営者団体の代表、労働組合の代表と、学者や弁護士など中立的な立場の人が毎年話し合って決める。まず厚生労働省の審議会が、都道府県を経済状況に応じてA、B、Cの三つのランクに分け、それぞれどれくらい引き上げるべきかという目安を決める。その目安を参考に、都道府県ごとの審議会が実際の引き上げ額を決めるんだ。 Q 今はいくらなのかな。 A 2025年度では、都道府県ごとの労働者数を考えて計算すると、全国平均は1121円になった。最高は東京都の1226円、最低額は高知県、宮崎県、沖縄県の1023円だ。全47都道府県で最低賃金が1千円を超えた。目安を上回る引き上げが39道府県あり、熊本県の82円増、秋田県の80円増など、地方で大幅な上積みが目立った。 Q ずいぶん上がったね。 A 24年度に比べると6.…この記事は有料記事です。残り659文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録
この記事を書いた人沢路毅彦編集委員|労働専門・関心分野労働問題・雇用政策関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする










