米イラン協議、波乱の末に進展 「即効薬」求めるイランが強気の交渉イスタンブール=比嘉展玖 ビュルゲンシュトック=花房吾早子 ワシントン=中井大助 イスタンブール=小暮哲夫 エルサレム=遠藤雄司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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米国とイランの戦闘終結へ向けた覚書に基づく1回目の協議は、スイス中部ビュルゲンシュトックで21日に始まり、夜通し続いて22日に終わった。 仲介国のパキスタンとカタールは22日に共同声明を出し、ホルムズ海峡やレバノン情勢の安定化のための新たな仕組みを発表した。 覚書にはレバノンを含むすべての戦線での戦闘終結が盛り込まれているが、レバノンでは覚書への合意後もイスラエル軍と親イラン武装組織ヒズボラの戦闘が起きていた。これに反発して、イランはホルムズ海峡の再封鎖を発表していた。 こうした事態の改善が今回の主要議題となった。共同声明によると、海峡の安全航行のための連絡体制の構築や、レバノンでの衝突回避のための組織設置が決まった。 また、高官級の「ハイレベル委員会」が設置され、同委員会が合意したロードマップ(工程表)に基づき、最終合意に向けた実務者レベルの協議が60日間かけて進められることになった。 協議には米国からバンス副大統領ら、イラン側はガリバフ国会議長らが、仲介国の首脳らとともに、直接対面する形で出席した。 バンス氏は22日に記者会見し、国際原子力機関(IAEA)の査察官が「今週にも」イランに入国することを受け入れることにイラン側が同意したと明らかにした。協議全体についても「いい土台を築いた」と評価した。 イラン側から、査察官受け入れを確認する発表は出ていない。イランは、昨年6月に米国とイスラエルに攻撃されて以降、被害を受けた中部フォルドゥ、ナタンズ、イスファハンの主要核施設に対する査察を受け入れていない。【覚書全文訳】米国、イランとの14項目の覚書公表 ホルムズ海峡は自由航行認める【視点】生き延びたイランのイスラム政治 「重し」不在の体制を待つものとは握手写真の撮影を拒んだイラン 米国とイランの高官協議は…この記事は有料記事です。残り1374文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人比嘉展玖国際報道部専門・関心分野戦争体験の記録・継承、事件事故、パラスポーツ花房吾早子ヨーロッパ総局員|EUやNATOなど専門・関心分野戦争、核兵器、ジェンダー、LGBTQ+関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする









