米イランが協議開始、交渉の「心機一転」なるか 焦点はレバノン情勢2026年6月21日 15時52分(2026年6月21日 22時57分更新)有料記事イスタンブール=小暮哲夫 ワシントン=青山直篤 ビュルゲンシュトック=花房吾早子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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米国とイランが21日、スイス中部ビュルゲンシュトックで、戦闘終結の最終合意を目指す協議を、仲介国のパキスタンとカタールをまじえた形で始めた。 米国の代表団を率いるバンス米副大統領は21日、協議会場のホテルで仲介国の両首脳らと並び、記者会見を開いた。トランプ大統領から対イラン交渉の「心機一転」を託されたと説明。「イランの指導層が地域に不安定性をもたらすのをやめ、長期にわたって核兵器開発の野望を断念する気があるのなら、米国はイランとの関係を根本的に見直す用意がある」と述べた。 17日に結ばれた覚書に基づいて60日間の期限が設定された協議では、イランの核問題が最大の焦点となる。 ただ、目下の最大の波乱要因はレバノン情勢だ。 覚書には、レバノンでの戦闘終結も盛り込まれているが、レバノンでは、イスラエル軍と、レバノンを拠点とする親イラン武装組織ヒズボラの間で、戦闘が続いている。【覚書全文訳】米国、イランとの14項目の覚書公表 ホルムズ海峡は自由航行認める【論考】ホルムズ危機が打ち砕いた楽観 イランが負けなかったことの意味とは イスラエル軍の攻撃に反発して、イラン軍は20日、ホルムズ海峡を封鎖すると発表した。海峡をめぐる状況が悪化したなかでの協議開始となった形だ。 米国の代表団はバンス氏のほか、ウィトコフ特使、トランプ大統領の長女の夫クシュナー氏らで構成する。 バンス氏は米国を出発する直前の20日、記者団に「核やレバノンの停戦を巡る問題で進展があることを望んでいる」と語っていた。 一方、イラン側は、ガリバフ国会議長、アラグチ外相、ヘンマティ中央銀行総裁らが参加。代表団の一人、バガイ外務省報道官は20日、協議を前に「(レバノン停戦などの)義務を果たすように(米国へ)求めなければならない」と述べた。 仲介国からも、パキスタンのシャリフ首相とムニール陸軍元帥、カタールのムハンマド首相が参加した。米国とイラン、それぞれの「苦境」 あらためて協議に至る経緯を…この記事は有料記事です。残り1309文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人小暮哲夫中東アフリカ総局員専門・関心分野中東、オセアニア、東南・南アジア、多文化社会青山直篤アメリカ総局員専門・関心分野米国、国際政治・経済、日米関係、近代史関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする








