ストーリー第6回夫が「生理的に嫌い」 でも仮面夫婦をやめられない、45歳妻の葛藤益田暢子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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仮面夫婦 別れぬ理由(6) 「このまま、帰ってこなくていいのに」 関西地方に住む契約職員の女性(45)は毎朝、出勤していく夫(47)の後ろ姿をみながらそう思う。 最近、夫とは必要最低限の会話しかしない。一緒の部屋で寝るのも嫌で、寝室は別々にした。夫の分の食事は作らず、洗濯物も干さない。 夫婦の会話は業務連絡だけ。愛情はすでに冷めている。それでも「仮面夫婦」として暮らし続ける――。別れたくても別れられない、夫婦たちの事情を追いました。 でも、夫婦仲が悪いことを他人に悟られたくはない。小学6年の娘の学校行事は一緒に行くし、互いの実家にも家族そろって帰省する。離婚経験のある妹に「いい旦那さんだね」と言われると、胸の奥がチクリとする。 「たしかに害はない。でも、たまらなく嫌なんです」 夫との出会いは23年前。大学時代のアルバイト先と夫の職場が、同じ商業施設にあったことがきっかけで、付き合い始めた。実家暮らしから抜け出したかったこともあり、交際3カ月でスピード結婚した。 そのころの夫は優しく穏やかな性格で、一緒にいて楽だった。「化粧や服装に気を使わなくては」というプレッシャーを感じずに過ごせることが、結婚の決め手だった。 しばらくは平穏な結婚生活が続いたが、長女が生まれてから、夫への気持ちが少しずつ変わり始めた。長女の死を一緒に乗り越えたはずなのに 長女は2歳のときに脳腫瘍(…この記事は有料記事です。残り1423文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人益田暢子デジタル企画報道部専門・関心分野教育、語学、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






