ストーリー編集委員・岡崎明子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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仮面夫婦 別れぬ理由① 夫(55)と話すのは、冠婚葬祭の業務連絡ぐらい。一緒に食卓を囲むことも、まったくない。 週末の夜、夫は2階の自室にこもってゲームに没頭し、女性(54)は階下で別の時間を過ごす。 10年近く、いわゆる「仮面夫婦」の状態が続いている。 「夫は単なる同居人。私に経済力や住む場所があったら、別れたい」夫婦の会話は業務連絡だけ。愛情はすでに冷めている。それでも「仮面夫婦」として暮らし続ける――。別れたくても別れられない、夫婦たちの事情を追いました。 パートとして働いているが、扶養の範囲内で、自宅も夫名義。ひとりで自立して暮らすことは難しい。 30年ほど前、職場の合コンで出会ったときの夫は優しかった。話が合い、一緒にいて楽だった。夫の実家を訪れたとき、「うちの実家に似ているな」と感じたこともあり、5年つきあって結婚した。 女性は専門学校を卒業後、憧れていた接客業の仕事に就いていた。仕事はやりがいがあったが、当時の女性社員は、結婚か妊娠をきっかけに退職する人がほとんどだった。 女性も結婚から数カ月後には退職、ほどなく長女を授かった。 小さな違和感がつもり始めたのは、そのころからだった。外面だけはいい「不機嫌」な夫 里帰り出産を終え、家族3人…この記事は有料記事です。残り1473文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人岡崎明子編集委員|イチ推しストーリー編集長専門・関心分野医療、生きづらさ、ジェンダー、働き方関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







