インタビュー第2回「配偶者を介護できる?」弁護士が尋ねると… 仮面夫婦が崩れる瞬間聞き手=編集委員・岡崎明子 益田暢子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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仮面夫婦 別れぬ理由② 家ではほとんど会話がない。外からはふつうの夫婦に見えるが、実は関係は冷え切っている。こうした「仮面夫婦」の状態にある夫婦は、珍しくないようです。なぜ相手への不満を抱えながら、夫婦という形を保ち続けるのでしょうか。離婚案件を多く手がける弁護士の太田啓子さんに、実態と背景を聞きました。 ――依頼者に、仮面夫婦の状態にある人は少なくないようですね。 弁護士に相談に来る人は、夫婦間の葛藤が深いケースです。現在、別居している夫婦でも、ほとんどが同居中の一定期間は「仮面夫婦」の状態にあったと感じます。 司法統計をみると、離婚を求めて調停申し立てをするのは、どの年度を見ても妻のほうが夫よりかなり多いです。 ――なぜ、仮面夫婦という状態に陥るのでしょうか。 依頼を受けるにあたり、夫婦の歴史を伺います。結婚当初は仲がよかったのに、不仲になっていくひとつの大きなきっかけに「子ども」の誕生があります。 子育てには労力もお金もかかるので、負担をめぐって妻が夫に不満を抱いたり、相手の浪費や収入をめぐる不満が重なったりする。それでも最初は、目をつぶったり、軌道修正を試みたりしながら、何とか関係を保とうとします。「仮面夫婦」を10年 離婚したくてもお金がない、54歳妻の無念 そのうち、階段を一段ずつ上るように、少しずつ耐えられなくなっていく。不仲が続いたり、相手の不機嫌に萎縮したりすることが積み重なり、いつしか夫婦という体裁は保ちながらも、会話も交わさぬ仮面夫婦になっていくのだと思います。 ――それでもなぜ、別れないのでしょう。 別居には、時間もエネルギー…この記事は有料記事です。残り2103文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人岡崎明子編集委員|イチ推しストーリー編集長専門・関心分野医療、生きづらさ、ジェンダー、働き方益田暢子デジタル企画報道部専門・関心分野教育、語学、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







