小林日和印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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「グラウンドがない学校で野球やるなんて馬鹿じゃないの」 これまで聞こえてきた周囲からの心ない言葉は、この春、3年越しに報われた。学校創立32年目の神奈川県立神奈川総合高校に、硬式野球部が誕生したのだ。 仲間集め、練習場所、生徒総会――。平坦(へいたん)ではなかった道のりが、今の活動を支えている。連覇を狙う横浜の前に立ちはだかる強豪校 神奈川大会のみどころ解説 創部の中心となったのは、中学の野球部では遊撃手兼捕手だった舩水(ふなみず)零さん(17)。高校では将来を考えて勉強やアルバイトに力を入れようと思っていた。 しかし、入学直後、のちに顧問となる村中優大教諭から声をかけられた。 「どうして野球やめたの?」 村中教諭も野球部出身で、前任校では野球部の監督だった。話をするうちに、心の中にしまっていた野球への思いが少しずつよみがえった。 「キャッチボールする仲間くらいはほしいな」テニスコートでキャッチボール 学校で活動できる「有志団体」を立ち上げるには、最低3人必要だ。 「野球やってみない?」。校内で男子生徒を見かけるたびに声をかけた。 仲間集めとともに、練習場所にも苦労した。 神奈川総合高は、隣接する県…この記事は有料記事です。残り845文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする