面積全国最小、人口密度最高の都市部の特産はリンゴ どこに木が?西堀岳路印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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6月に収穫期を迎える極早生(わせ)種で、小ぶりで酸味の強いのが特徴の「わらびりんご」は、埼玉県蕨市の特産品だ。蕨といえば市として面積が全国最小、人口密度は全国最高で、市中どこも住宅やマンションだらけ。しかもリンゴ専業の生産農家は市内にないという。ではいったい、どこでリンゴを栽培しているのか。 市内の児童館で6月8日、5人の小学1年生が、高さ3メートルほどのわらびりんごの木から、背伸びをしながら実をもいで収穫した。袋に集まったのは30個ほど。1人は「食べたら酸っぱいけど、蕨の名前だから好き」と話した。 わらびりんごは市内錦地区の農家が改良を重ねて開発。1981年、新品種登録された。地区の農家ら住民有志が「『日本一早く収穫される』を売りに、蕨の特産品にしよう」と、接ぎ木で苗木を育て、市と連携しながら、メンバーそれぞれのつてで、公共施設や店舗などのほか、一般市民らへ植樹を頼んで回った。 今では蕨警察署、ドラッグストアの駐車場、タワーマンションの植栽、戸建て民家の庭先と、市中いたるところに1本~数本ずつが植えられている。住宅地の間にある小さな畑で野菜を育てる十数件の兼業農家も、敷地内に植えた。■「わらびりんご通り」はリン…この記事は有料記事です。残り688文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






