リンゴの生育不良、温暖化ハウスで確かめた 涼しい長野県に迫る危機志村亮印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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「温暖化再現ハウス」という名の温室が、長野県果樹試験場(長野県須坂市)にある。暖房も使い、室温が1981~2010年の長野市の平均気温より2度高く保たれている。 リンゴのふじをここで育てたら、色づきが悪くなるなどの生育不良が起こることが確認された。今世紀中ごろの気温を想定しているという。 「くだもの王国」を自負する長野県において、リンゴの収穫量は青森県に次ぐ全国2位。主力商品の一つだ。なかでも、ふじはエース品種。栽培面積の過半数を占める。生育不良が広がれば、影響は大きい。試験場は危機感を強め、高温に強い代替品種を探している。 都道府県として初めて気候非常事態を19年12月に長野県が宣言した。その年の10月の東日本台風で千曲川が決壊して大きな被害が出た。そこで温暖化が招く災害が強く意識されたことがきっかけになった。ライチョウも絶滅? 化石燃料への依存が今のままなら今世紀末の県内の年平均気温はどうなるのか。県の資料によると、今世紀初めより約4.6度上がるという予測がある。 影響は農産物にとどまらない…この記事は有料記事です。残り1151文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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