暑さ続く小中学校の体育館、エアコンなく扇風機 整備急ぐ自治体も上野創 中島秀憲印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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体育館へのエアコン設置が遅れている神奈川県内の公立小中学校では、各地で真夏日を記録した9月29日も扇風機がフル稼働していた。地域の防災拠点にもなるため、自治体は空調設備の設置を急いでいる。ただ予算が必要なこともあり、すぐ全校に配備とはいかない自治体側の事情もある。体育館のエアコン少ない神奈川 関東で最低「東京の6分の1」の格差 「蒸し暑いから練習の時間を短縮します。みんな集中してね」 29日昼前、横浜市立元街小学校の体育館では教員がそう語りかけ、2年生たちが運動会の練習を始めた。 2台の扇風機と水を気化させる冷風機を動かし、エアコンのある近くの教室から扇風機を使って冷気を体育館に送り込むが、効果は薄く、10月も目前と思えないほどの蒸し暑さだった。 この日、市内の最高気温は30.8度だった。工藤雅彦校長は「今日はまだ良い方です。熱中症リスクが高くなり、体育館が使えない時が何度もありました」と話す。 横浜市の公立小中学校の避難所に指定された体育館で、今年5月1日時点の空調設置率は19・0%。県の平均15・3%よりは高いが全国平均の23・7%を下回る。市は、体育館が地域の防災拠点である点も踏まえ、当初の計画より5年前倒しして2029年度までに全校での設置を完了することにした。国の臨時特例交付金を活用し、多くは停電時にも使えるガス式を選び、室外機に蓄電池も備えた設備を導入していくという。「喫緊の課題」リース方式も 設置率が1割を切っている相模原市も、「喫緊の課題」として9月の補正予算案に、28年夏までに全小中学校の体育館で冷房が使えるようにする整備費を計上した。30日の本会議で採決がある。スピードを重視し、中学に比べて整備が遅れていた小学校ではリース方式の採用に踏み切った。災害による停電を想定し、中学校ではプロパンガスと都市ガスを組み合わせる。小学校は急電気式だが、将来的にはガス式も検討する。 市教育委員会学校施設課の担…この記事は有料記事です。残り385文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人上野創横浜総局専門・関心分野教育、不登校、病児教育、がん、神奈川県、横浜市関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする