ラピダスが欧州に協力網 首相の訪欧に合わせ、英・伊機関と覚書締結2026年6月16日 12時25分牛尾梓印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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次世代半導体の国産化をめざす半導体メーカー「ラピダス」は16日、イタリアの半導体の公的研究機関と連携強化の覚書を結んだと発表した。前日の15日には英国の機関とも締結を発表しており、次世代半導体の量産計画を見据えて、欧州との技術協力や研究ネットワークを強化する。 英国で提携した「英国半導体センター」は、英政府が2025年に設立した半導体産業の振興を担う国家機関。半導体のエコシステムの構築や国際連携の推進を担う。イタリアで提携した「Chips―IT財団」は、伊政府支援のもとで欧州内の研究機関や企業とのハブ機能を担う半導体の設計機関。 今回の相次ぐ覚書締結は、高市早苗首相の両国訪問に合わせたもの。日英、日伊両政府が合意した先端技術分野での協力強化の一環で、半導体分野における官民連携を具体化する動きといえる。ラピダスと両機関との覚書に、具体的な共同開発や投資計画は含まれていないが、今後、定期的な情報共有や意見交換を通じて連携を深める方針だ。 ラピダスは北海道千歳市で、「2ナノ(ナノは10億分の1)世代」の最先端のロジック半導体の27年度後半の量産化に向け、試作ラインを稼働させている。日本政府の支援はこれまで2兆6千億円を超えており、今後、大口顧客を確保できるかが焦点になる。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人牛尾梓経済部|電機・IT業界担当専門・関心分野テクノロジー、AI、データジャーナリズム関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする