ハンセン病回復者の作家・伊波さんが著書を学校へ「過ち犯さないで」高木文子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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ハンセン病回復者で作家の伊波(いは)敏男さん(83)が、「遺言のつもりで書いた」という著書を長野県内の小中高校や特別支援学校などへ贈った。かつて上田市に住み、人権などをテーマに県内だけで約300回にわたり講演した。いまは故郷・沖縄の高齢者施設に入り、「もう学校に出向くわけにいかないから」と、教員らに著書を託すことにした。 5月中旬。県庁で開かれた著書の贈呈式で、伊波さんは県内の子どもとの交流をこう振り返った。 「子どもたちとの出会いは宝物。長野県の子どもたちから学び、全国で人権問題、ハンセン病問題の講演を続けることができた」 ハンセン病回復者であることを公表し、全国で500回以上講演してきた。その中心となったのが長野県だった。診断まで2年半、後遺症も 幼いころは沖縄戦に見舞われ、母に背負われて戦火を逃げ延びた。ハンセン病と診断されたのは14歳のときだ。小学6年のころから足にまひを覚え、医師に診てもらったが、ハンセン病の診断に至るまで2年半かかった。後遺症で両手の指は手のひら側に曲がり込むように変形した。 ハンセン病はらい菌による感染症で、国は1931年以降、患者を療養所に強制的に入所させていた。治療薬ができた後も、96年まで隔離政策が続き、当事者や家族が差別・偏見に苦しめられた。完治しても絶えない差別 伊波さんも完治して東京の専…この記事は有料記事です。残り696文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人高木文子長野総局|長野県政、東信地区専門・関心分野地方の行財政、学びの多様化、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






