西畑保さん(左)と著者のいどきえりさん=2026年5月20日午後0時8分、奈良市政記者クラブ、山田美季子撮影
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映画「35年目のラブレター」(2025年)で知られる奈良市の夜間学級の実話を、子ども向けに伝える児童書「読み書きを覚えたい! ―64歳で夜間中学に―」(銀の鈴社)が出版された。奈良市の西畑保(たもつ)さん(90)が定年退職後に、同市の春日中学校夜間学級で文字を学んだ体験を描く。「なぜ学ぶのか」という切り口で、小学生にも自分のこととして読んでもらえるように工夫したという。 1936年、和歌山県に生まれた西畑さんは、いじめや家計の困窮で小学校を2年で中退。14歳から飲食業で働き始めたが、「読み書きができないと、一人の人間として扱ってもらえないんやな」(本文から)と感じ続けた。 すし職人を定年退職した20…






