夏の北アルプス、「ゲート」を二つの登山口に 準備不足で自粛も要請2026年6月15日 14時40分高木文子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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山岳遭難の多発を受けて、北アルプスの長野県側に設置する「啓発ゲート」について、長野県は15日、「横尾登山口」(松本市)と、「栂池自然園登山口」(小谷村)の2カ所に設けると発表した。期間はいずれも7月18日~8月11日。 「横尾登山口」は、北アルプス南部の槍・穂高連峰などの玄関口で、「栂池自然園登山口」は北部の白馬岳などへの出発点となる。 登山者に準備の状況を確認してもらい、遭難防止や登山マナーの向上につながるか効果を検証する。必要な準備が整っていない場合や入山時間が遅い場合は、入山の自粛を求めることもある。事前の記入を呼びかけ ゲートを通る登山者は「確認票」を使って、持ち物や登山経験、宿泊先の準備、登山計画書の提出などをチェックする。指定地以外で野営しない、ゴミや食べ物を残さないといった山岳域の利用ルールを守ることも確認して、代表者が用紙に署名して提出する。 手続きをスムーズに進めるため、確認票をダウンロードして事前に記載したり、オンラインフォームで事前に署名したりするよう、県が呼びかけている。 長野県内には登山者が憧れる名峰が集まり、2025年には358件の山岳遭難が発生し、3年連続で過去最多を更新した。登山者の準備不足や体力・技術の不足が指摘されており、県の検証事業の一環として、関係機関でつくる「県山岳遭難防止対策協会」がゲートを設置することになった。 北アルプスの長野県側では25年秋、環境省の実証実験の一環で、横尾登山口に同様のゲートができた。夏季のゲートの設置は初めてとなる。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人高木文子長野総局|長野県政、東信地区専門・関心分野地方の行財政、学びの多様化、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする