メイン会場付近には、各国から映画や報道の関係者が続々と集まっていた=12日
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メディア空間考 小峰健二 南仏で5月に開催されたカンヌ国際映画祭を取材するため出張した。注目作品などの公式上映に立ち会い、その模様をリポートするのだが、国際映画祭ならではと言える場面に遭遇した。 映画の本編が始まる前、製作や配給に関わる会社のロゴがスクリーンに表示されると、歓声や拍手が送られていた。東映なら荒波、松竹なら富士山を背景に現れるおなじみのアレだ。 主に会社の関係者が誇らしげにそうした行動に出ているようだった。是枝裕和監督の「箱の中の羊」の上映時にはメインで製作するギャガのロゴが大写しになると、拍手が飛んでいた。 しかし、好意的な反応ばかりではない。映画業界からいまなお不評の配信サービスのロゴが出ると、あざけるような、空笑いが起こっていた。 そんな中、嘲笑にとどまらず…






