記念公演に向けて練習に励む民芸部員ら=2026年6月4日午後4時51分、徳島市北田宮4丁目、相江智也撮影

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海外公演を含め、阿波人形浄瑠璃の魅力を広く伝えてきた徳島県立城北高校(徳島市)の民芸部が創部70周年を記念する公演を6月14日に同校の人形会館で開く。10代の現役部員と、上は80代までいる卒業生が世代を超えて共演する。 6月初旬の放課後、学校の敷地内にある人形会館に三味線に合わせた太夫の語りが響いていた。舞台では制服姿の生徒らが床を踏み鳴らしながら人形を操り、練習に励んでいた。 民芸部は1956年、県内の高校では初となる阿波人形浄瑠璃の部活動としてスタート。活動拠点の会館は本格的な舞台を備えた芝居小屋で、国の登録有形文化財にもなっている。同部は海外公演や御前公演も行い、県内外に伝統芸能の魅力を伝えてきた。 現在、部員は22人で、実行委員会によると、発足時から数えると累計で560人になる。卒業後も、卒業生同士で「城北座」「青年座」「ポラリス座」といった人形座を立ち上げたり、県外の団体に入ったりして活動を続ける人もいる。部の顧問、稲岡達也教諭(55)も部の31期生で、ポラリス座の結成に関わった。これが〝最後のそろい踏み〟 今回は20年ぶりの節目の公…