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6月に入り、旬を迎えた梅の実が店頭に並んでいる。だが、国内の収穫量の半分以上を占める和歌山県では一昨年、昨年に続き、今年も不作となる見通しだ。大きく実った梅の実=2026年5月25日、京都市上京区 5月の産地調査では、南高梅の着果数が過去10年の平均と比べて4~6割程度にとどまった。和歌山県果樹園芸課によると、冬の間の高温で開花が早まり不完全な花が多かったことや、昨夏以降に乾燥が続いて花の数が少なかったことが原因で、実を結ぶ率が低下したとみられるという。 農林水産省の統計によると、昨年国内で収穫された梅の58%は和歌山県産で、次いで群馬県(7%)、福井県(3%)となっている。和歌山県の1位は61年連続。栽培品種は南高梅が8割以上を占める。