2026年6月11日 17時30分井上翔太印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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9月に開催されるアジア大会の陸上日本代表選考を兼ねた「第110回日本選手権」が6月12~14日、アジア大会と同じ会場のパロマ瑞穂スタジアムで開催される。 女子棒高跳びでは、2025年に4メートル31の日本学生記録をマークして初優勝を果たした日本体育大学4年の小林美月(21)が、2連覇に挑む。 大学ラストイヤーは腰の痛みの影響でシーズンインが遅れた。「助走で足が流れず、空中でポールと一直線になるぐらいの姿勢をつくれるようにしたい」と練習に励む。 1年前の春先も思うような跳躍ができないでいた。 25年3月の競技会で跳躍した際、着地用のマットではなく、ポールを差し込むボックスに落下。背中側の左の肋骨(ろっこつ)を折った。 その後は、サポーターをつければ「8割ぐらいで走れる」状態だった。6歩などの短い助走で基礎的な動きを繰り返したり、走る時に内股になる癖をミニハードルで修正したりすることに時間を費やした。 ポールを持って跳躍を再開できたのは約1カ月後だった。5月の関東学生対校選手権(関東インカレ)で4メートル02を跳んで3連覇。翌6月の日本学生対校選手権(日本インカレ)はさらに上を行く4メートル10を記録したが、「あまり思うようにいかず、苦しい時期も続いていた」と振り返る。 日本選手権に向けては、諸田実咲(現アットホーム)が持つ当時の日本学生記録、4メートル30超えをめざして調整した。 本番では日本インカレで扱えなかった硬いポールを使いこなし、最後のチャンスで4メートル31を成功させた。 「31を跳ばなきゃという思いが強かったので、『うれしい』よりも『ホッとした』気持ちの方が大きかったです」と小林。 日本一の座をつかんだ直後には「これからは世界でも戦えるように、さらにレベルアップしていきたい」と語っていた。 あれから1年弱。 今大会は、両手首のけがの影響で前回大会に出場しなかった諸田がエントリーしている。諸田は今年5月に自身の日本記録を更新する4メートル50を成功させ、アジア大会の派遣設定記録をクリアした。 連覇を狙う小林にとって、最大のライバルになることは間違いない。 小林は「自分を信じて頑張りたい」。今できることに徹し、日本選手権へと向かう。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人井上翔太スポーツ部専門・関心分野大学スポーツ、野球関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする