深掘りセクハラで辞職の前市長、出馬表明 「出直し首長選」結果の傾向は?貞松慎二郎 坂本純也 奥正光印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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秘書だった女性職員へのセクシュアルハラスメントが認定され、5月末に辞職した福岡県田川市の村上卓哉前市長(55)が11日に記者会見し、自身の辞職に伴う市長選(7月12日投開票)に無所属で立候補すると明らかにした。 村上氏は、辞職表明後におわびのあいさつ回りをしたと説明。「辛辣(しんらつ)な意見もいただいたが、背中を押す声も多かった。有権者の審判を仰ぐことで、市民へのけじめをつけたい」と語った。 一連の問題は2025年2月に週刊誌報道で発覚。村上氏は「不倫関係だった」として謝罪したが、職員側は上下関係のため断れない「強いられた同意」型のセクハラだったと主張した。 市が設置した弁護士3人で構成する第三者調査委員会は今年5月18日に報告書を公表した。 公用車内で手を握った行為や、初回から約1年間続いた性交渉などについて「対等な個人間の立場で拒否できる関係性があったとは認められない」として、セクハラだと認定した。「市長の権限と責務に関する認識が不十分なまま、行動をエスカレートさせていった」とも指摘した。【深掘り】恋愛でなく力関係での行為、セクハラ認定 識者「どこでも起きうる」市長のセクハラ認定 「被害訴えないままなら一生後悔」、職員が手記 村上氏はその後の記者会見で「これ以上市政の混乱を長引かせるわけにはいかない。いったん、けじめをつけさせていただく」と辞意を表明し、5月31日付で辞職した。 村上氏は市議2期を経て23年の市長選で「ガラス張りの市政」などを訴えて初当選していた。 この日の会見で、「軽率な行動で市民にご迷惑をおかけし申し訳なく、心苦しく思っている」とおわびし、「二度と同じような過ちを犯さない。同様の問題が起こらないよう仕組みを構築するのも一つの責任だ」と話した。田川市長の性交渉などセクハラ認定、第三者委 市長は「不倫」主張 市選管によると、今回の市長選で仮に当選した場合、任期は本来の27年4月29日までとなる。 今回の市長選での立候補表明は4人目。他に、新顔で元学習塾経営の浦野仁氏(30)、新顔で元福岡県議会副議長の佐々木允氏(45)、元職で前回の市長選は村上氏に敗れた二場公人氏(69)の3人がいずれも無所属での立候補を表明している。学歴詐称疑惑、ホテル密会…分かれる有権者の判断 辞職や失職をした首長が、再信任を求めて臨む「出直し選」。有権者の判断に傾向はあるのか。 静岡県伊東市長だった田久保…この記事は有料記事です。残り952文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人貞松慎二郎西部報道センター|筑豊地区担当専門・関心分野祭り、民俗芸能、伝統文化、風習坂本純也西部報道センター専門・関心分野国内政治、地方行政、司法関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする