報道陣の取材に対応する村上卓哉・田川市長=2026年5月18日午前10時50分、福岡県田川市役所、貞松慎二郎撮影

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秘書だった女性職員にキスをしたことなどが第三者調査委員会にセクハラ行為と認定されたことを受け、福岡県田川市の村上卓哉市長(55)は22日、市政の混乱を避けるためなどとして5月末で辞職する意向を表明した。 セクハラ問題は2025年2月に週刊誌報道で発覚した。「男女の不倫関係だった」とする村上氏に対し、職員は「強いられた同意」型のセクハラだったと主張。弁護士で構成する第三者委が事実関係を調べ、今月18日、村上氏の四つの行為を「セクシュアルハラスメントに該当すると判断せざるを得ない」と結論づけ、報告書を市へ提出していた。村上氏はその後「内容を精査したい」などとして、進退については明言を避けていた。 村上氏は市議を2期8年務め、23年の市長選で現職を破って初当選。問題発覚後、市議会は問責決議案を可決したが、不信任案は2度否決していた。