北の考古学者がなぜ? 南西諸島の墓制を研究 見えてきた共通点とは編集委員・中村俊介印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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弘前大学(青森県)の関根達人教授が、奄美や琉球列島など南西諸島に広がる墓制をまとめた。北東北の古文化やアイヌ社会にアプローチしてきた北の考古学者が、なぜなのか。 「お墓や儀礼は社会の映しかがみ。沖縄や奄美の社会構造にも迫れるし、島々をつなぐ物流も見えてくる。そんなフィールドがおもしろい」 遺体を自然に朽ちさせる風葬。肉の落ちた骨を丁寧に洗って壺(つぼ)などに納める再葬。こんな独特の風習を支えてきた洞穴墓や石積墓、掘込墓、亀甲墓といった墓制や、そこに納められた厨子甕(ずしがめ)や石厨子などの蔵骨器の、なんと多様なこと。 このバリエーション豊かな葬送儀礼は、島々で構成される地理や南島特有の風土に根ざすとともに、本土の墓石文化との融合や中国の影響が幾重にも積層した結果だ。 なかでも本土と南方世界がせめぎ合った境界に位置する奄美地方では、琉球王国の陵墓や薩摩とのかかわりを反映した多彩な墓制が展開した。 関根さんがこのほど刊行した…この記事は有料記事です。残り453文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人中村俊介編集委員|文化財・世界遺産担当専門・関心分野考古学、歴史、文化財、世界遺産関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする













