コラム・寄稿日本人墓地の清掃 思い起こし、つないでいく歴史と物語 特派員メモ奈良部健印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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@サンフランシスコ 3基並んだ白色の墓石には、人名と共に「Kan din marro」と彫られていた。幕末の1860年、日本初の太平洋横断を果たした「咸臨丸」だ。 勝海舟や福沢諭吉らを乗せ、米サンフランシスコまで37日間。命がけの航海で亡くなった3人の船乗りが郊外の日本人墓地に眠る。その墓地の年1回の清掃に参加した。 日本からの先駆者には、鉄道建設の労働者として米国の西部開拓を支え、身寄りのないまま亡くなった人もいる。その後、日系人団体の手によって遺骨や墓標がここに集められた。およそ5千人以上が眠っているとされる。 「無縁仏の墓石は汚れ、伸びた雑草で埋もれてしまっていた」。日系3世のポール・オオサキさん(65)は「先人を守る責任がある」と、2010年から日系人の仲間と清掃を始めた。数十人で始まった会は、毎年100人以上が参加するようになった。 参加者には、墓石についた汚…この記事は有料記事です。残り343文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人奈良部健サンフランシスコ支局長専門・関心分野テック、インド、財政と政治、移民難民、経済安保関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする