インタビュー構成・小山茂樹印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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W杯を語ろう 元NHKアナウンサーの山本浩さん 数々の名実況で日本サッカー界の歴史を彩ってきた元NHKアナウンサーの山本浩さん。ワールドカップ(W杯)の放送席からは、どのような景色が見えていたのか。【試合日程、放送・配信予定はこちら】 2002年の日韓大会まで、5大会連続でNHKの実況をつとめました。初めてだった1986年のメキシコ大会では驚いた。アジア予選とは心の温度、人間の温度、スタジアムの温度が20~30度は違う気がしました。 (北中米大会の開幕戦が行われる)「アステカ競技場」は歌劇場のようで、少し切り立っている。紙吹雪が舞い、太鼓が鳴る。ラテン気質もあって、感情の発露の仕方が全然違いました。 NHKの放送席は、ピッチが見えにくい端っこにありました。出場していない国の放送局は冷遇されました。当然だと思います。絶叫「マラドーナー」に苦い思い出 準々決勝のアルゼンチン対イングランド戦で誕生した、あのマラドーナの5人抜きゴール。 後半、イングランドのパスがなかなかつながらないので、放送席の岡野俊一郎さん(故人)に水を向けたら、長めの解説をされたんです。 当時、解説者が長い話をしたら実況が引き取り、もう一度短くまとめなさい、という不文律があった。だからマラドーナがドリブルを始めても直前の解説をなぞり、世紀の大プレーの基点を実況しそびれてしまった。 遅れて「マラドーナ、マラドーナ、マラドーナ、来たぁー、マラドーナー」となるのですが、最初の「マラドーナ」は言えなかった。いい実況じゃないですよ。「神の手」の後、BBC関係者が… 5人抜きの直前、マラドーナの反則を審判が見逃した「神の手」ゴールでは、納得のいかないイギリスBBCのプロデューサーが階段を上がってきて、各国の放送席を回っていました。 コメンテーターの肩をたたい…この記事は有料記事です。残り1055文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人小山茂樹スポーツ部専門・関心分野スポーツと地域社会、健康づくり関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






