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大阪市西成区・釜ケ崎の「あいりん総合センター」の解体が9日、始まった。日雇い労働者のまちとして知られる釜ケ崎の歴史を学びながら歩くツアーの案内役をしている漫画家のありむら潜さん(74)は、解体着手を知り、「人生を共にしてきた拠点であり、感慨深いよ」と語った。 42年間、総合センター3階にあった西成労働福祉センターの職員として働いた。 面接に訪れたのは大学卒業を控えた23歳のとき。総合センターに入って衝撃を受けた。寝転んでいる労働者であふれていて、踏むことがないように注意しながらそっと歩いた。オイルショックによる不景気で仕事にあぶれた人たちだった。ここで働き、社会の役に立ちたいと思った。 総合センターにはラーメンやかやくご飯などの屋台が並び、早朝から営業していた。日雇い労働者はここで朝食を取り、仕事に向かった。ありむらさんのお気に入りは150円の団子汁だった。 地元の人たちは総合センター…この記事は有料記事です。残り319文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする