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日本企業から海外へ派遣されたり出張したりしている労働者が、長時間労働が原因で命を落とすことは珍しくありません。海外に赴任していた家族を過労で失った当事者と、取材してきた記者が、今後取り組むべき課題について、記者サロンで語り合いました。日本法は適用外「知らなかった」 上田直美さんと中江奈津子さんは海外で働いていた家族を過労死で失っている。 上田さんの息子は日立造船(現カナデビア)でゴミ焼却発電システムの電気設計を担当していた。初めての海外勤務がタイだった。専門外の仕事をすることにもなり、「不慣れなことにより厳しく指導されたと思います」と語った。トラブル対応で連日徹夜をした後にプラントから転落死。後に労災に認定された。 中江さんの夫は大手建設会社の現場監督としてラオスに単身赴任していたとき、くも膜下出血で過労死した。「時間外労働は月に200時間前後で、ほとんど休めていませんでした」。会社は長時間労働も把握していたが、是正していなかったという。 国内に充実した医療機関がないため、必要な時には隣国タイに運ぶことになっていたが、「夫の場合は間に合いませんでした」。 こうした海外勤務者を守る法制度はどうなっているのか。沢路毅彦編集委員と黒田早織記者が説明した。記者サロン「海外赴任と過労死」は8月31日まで配信しています。申し込みは募集ページから。 沢路編集委員は、日本の労働…この記事は有料記事です。残り2444文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






