過労死遺族の代表委員は、労災の請求件数が増えるなかで時間外労働の規制の緩和が進むことに懸念を訴えた=2026年6月5日、東京・霞が関の厚生労働省、南日慶子撮影

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「労働時間規制の緩和は過労死を増やすことにつながる」。過労死で家族を亡くした遺族らが5日、厚生労働省の協議会で、裁量労働制の拡充などに強い懸念を示した。夏以降、政府の議論が本格化する見通しだが、「働き方改革の後退ではなく前進を」と訴えた。 遺族や労使の代表、専門家らでつくる「過労死等防止対策推進協議会」が開かれた。裁量労働で働いていた夫を亡くした「東京過労死を考える家族の会」代表の渡辺しのぶさんは、労災の申請件数が増加していることを指摘。「このような状況で長時間働く人が増えたら過労死が増える一方だ」と話した。 広告大手の電通(現電通グル…