ストーリー父の反発乗り越え町工場引き継ぎ 職人の誇り取り戻した「かんざし」長橋亮文印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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硬いステンレスの板が、職人の手によって美しい曲線を帯びた「かんざし」へと生まれ変わる。静岡市清水区にある精密板金加工の町工場、山崎製作所で社長を務める。山崎かおりさん(62)は、職人の技術に柔軟な感性を掛け合わせ、町工場の新たな可能性を紡ぎ出している。 大学卒業後に起業や一般企業での勤務を経験し、1992年ごろに母に請われて家業の経理を手伝い始めた。転機はリーマン・ショックのころ。売り上げは激減し、体調を崩した父は会社を畳む決意を固めていた。 しかし、高校卒業から長年会社に尽くしてくれた女性をはじめ、職人たちを路頭に迷わせるわけにはいかない。「私がやるしかないんだ」。自ら事業を引き継ぐ覚悟を決めた。父に書いた手紙 待ち受けていたのは父の猛反発。「お前なんかにできるはずがない」「お前の物じゃない、俺が作った会社だから」と、社員の前で怒鳴られる日々が続いた。 そんなとき、心配して駆けつ…この記事は有料記事です。残り855文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






