インタビューワールドカップのチケット、なぜ高騰? 米国の識者が語る理由と懸念聞き手・杉山歩印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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まもなく開催されるサッカーワールドカップ(W杯)北中米大会では、チケットの高さが話題になっている。国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長は米国市場の特性を理由に挙げたが、米国で何が起きているのか。スポーツ経済学が専門の、米ホーリークロス大のビクター・マセソン教授に聞いた。チケットも鉄道も…「天文学的」高騰のサッカーW杯 お金の行き先はサッカーW杯の暑熱対策、研究者にすれば最低限レベル 観客もリスク ――W杯のチケットの高騰が話題です。 私は1994年のW杯米国大会に行きましたが、米国代表が出ないグループリーグの試合のチケットは、50ドルでした。当時は恐ろしく高いと思ったものです。物価水準を調整すると、(現在の価値で)約110ドルになりますが、今回私がグループリーグの試合に払った額は約400ドルでした。少なくとも4倍高くなっているのです。 いくつかの理由があります。まず、需要の問題です。米国では人口が増えています。そして、豊かな人がとても豊かになり、ますます多くの人にとって400ドルのチケットが大した問題にならなくなっています。 一方で、供給の数は決まっています。これ以上大きいスタジアムを建てることは難しく、決勝は1試合、(グループリーグの)米国代表の試合は3試合しかない。供給が変わらず需要が増えれば、価格は上がります。 最後の要素は、テクノロジーです。需要に合わせて素早く、簡単に価格を変えることができるようになりました。(以前なら)売れなかった時のことを考えて、とてつもなく高い値段を設定し、チケットに印字することはためらったでしょう。 ――FIFAは、公式転売サイトを開設し、高騰の背景に米国の転売市場があると指摘されています。W杯に限らず、米国ではアメリカンフットボールリーグや野球の大リーグでも高騰が目立ちます。 転売が可能な場合、需要と供…この記事は有料記事です。残り784文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人杉山歩ニューヨーク支局専門・関心分野米国経済、移民関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする











