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現場へ! 太秦100年 その先へ(4) 京都・太秦(うずまさ)に「レディー アクション!」の声が響く。昨年12月初旬、国内外の若手映画人ら約40人が東映・松竹の各撮影所に集い、時代劇の本格的な撮影を体験した。 京都府運営の京都文化博物館が主導する企画・京都フィルムメーカーズラボの「ハンズオン時代劇」。18回目を数える。これまでに欧米・アジアなど世界50カ国以上から500人を超す映像クリエーターらが参加した。 参加者は撮影チームを組み、プロの指導を受けながら3分程度の短編映画をオープンセットで撮る。まなざしは、みな一様に真剣だ。イスラエル青年「中東の苦悩を作品に」 その中にイスラエルから来た青年の姿があった。イド・シャッツさん(29)。録音マイクを手に掲げ、遊女の悲哀を描くシーンを収録した。「あこがれの時代劇。夢への一歩がかないました」 15歳のころ、黒澤明監督の戦国時代劇「乱」(1985年)のDVDを父から借りて見て衝撃を受けた。勝新太郎主演の「座頭市」や深作欣二監督の「仁義なき戦い」のシリーズにも魅せられた。 母国の大学で演出を学び、いま映像制作に携わりながら日本映画の妙味も地元誌で紹介する。だが、ガザ空爆やイラン攻撃により活動は滞り、防空壕(ごう)へ逃げ込む日々が続く。「戦争は恐怖であり、膨大な命の喪失は悲しみでしかない。人間の視点から中東の苦悩を作品にして問いたい」様式美は国境越え、現代社会を映す ラボの体験者からは、栄えあ…この記事は有料記事です。残り763文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人田井良洋紙面企画部専門・関心分野事件・司法、原爆・平和、音楽・映画関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







