ストーリー時代劇を国の登録無形文化財に 守りたい映画の街・京都の文化資産田井良洋印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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現場へ! 太秦100年 その先へ(3) 京都・太秦(うずまさ)の映画撮影所をはじめとする日本の時代劇制作の技術を国の登録無形文化財に――。昨年12月11日、西脇隆俊・京都府知事は都倉俊一・文化庁長官(当時)を同庁京都庁舎に訪ね、そんな要望書を手渡した。 登録無形文化財は2021年から書道や華道、京料理など7件が登録されたが、芸能分野はまだない。他方、能楽や歌舞伎は重要無形文化財に指定され、秀でた演者は「人間国宝」に認定される。 時代劇映画が明治期に京都で生まれて約120年。大衆芸能として長く愛され、伝統の技も培われてきた。能楽、歌舞伎、時代劇へと京都ゆかりの芸能史も川の流れのようにつながる。職人に共通の難題は後継者不足 「そろそろ時代劇も公の文化財として認められてええんやないですか」。太秦映画村の元社長で現相談役の山口記弘(のりひろ)さん(65)はそう語る。国への要望に先立ち、22年から調査に携わった。東映京都で時代劇を半世紀にわたり撮り続けた中島貞夫監督(23年死去)のほか、殺陣(たて)や美術・装飾、大道具・小道具などを担う裏方の職人にインタビューを重ねた。どの専門職にも共通する難題は後継者不足だった。 「かつては先輩の仕事ぶりを見て覚えられたが、時代劇の制作本数も減り、学べる機会は減っている。歴史上の人物の名前、しきたりや所作といった基礎知識も若い人には縁遠くなっています」 映画会社の努力だけでは、ど…この記事は有料記事です。残り793文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人田井良洋紙面企画部専門・関心分野事件・司法、原爆・平和、音楽・映画関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






