インタビュー山の遭難なぜ増えた? 救助隊長の危機感「登山はマラソンではない」聞き手・高木文子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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今年の夏(7~8月)は全国で過去最多の808件の山岳遭難が起きた。北アルプスをはじめ、登山者が「一度は登ってみたい」と憧れる名峰が集まる長野県では全国最多の143件が発生した。なぜ遭難が増えているのか。長野県警山岳遭難救助隊の岸本俊朗(しゅんろう)隊長(47)に聞いた。 ――長野県も7~8月の山岳遭難が人数、件数とも過去最多でした。なぜ増えたのでしょうか。 要因の一つに、ご自分の技量に合わない登山をし、それほど緊急性がない救助要請をする方が増えたことがあるのではないかと思います。 昨年は遭難して「無事救出」となる方が遭難者の4割以上を占めました。「疲れて動けない」「道に迷って動けない」といった理由で救助を求める方が多く、秋になると「暗くて道が分からない」という方もいました。 あわや遭難につながりかねない方も多くいると聞きます。北アルプスで登山の相談やパトロールを担う県山岳遭難防止対策協会の「常駐隊」では、毎日のように脱水症状や熱中症、軽いけがをした登山者をサポートして、山小屋や診療所に連れて行ったそうです。隊員から「登山者の実態がだいぶ変わってきている」と聞きます。遭難を防ぐには紅葉が始まって各地の山がにぎわっています。記事の後半では、登山に潜むリスクや遭難しないようにレベルアップする方法をご紹介します。夜間に歩いて救助、「至難の業」 ――背景に何があるのでしょう。 登山の情報はスマホのアプリ…この記事は有料記事です。残り1691文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人高木文子長野総局|長野県政、東信地区専門・関心分野地方の行財政、学びの多様化、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






