川上航希印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
夏山の行楽シーズン。大東岳(標高1365メートル、仙台市太白区)の山開きがあった5月下旬、宮城県警の警察官らが山岳遭難救助訓練に臨んだ。険しい登山道を歩く訓練に、大学時代は駅伝部だった新人記者(23)も同行取材させてもらった。 宮城・山形県境の二口山塊の最高峰である大東岳は、特徴的な台形の山容を持ち、山中には木々に囲まれた平らな岩盤の上を流れる水の美しさから「天国のナメ」と称される名所の大行沢(おおなめさわ)がある。これを目当てに、全国から登山家が足を運ぶ。 しかし、登山道には険しい斜面や滑りやすい沢など危険な地点が多い。県警によると、把握している2025年の山岳遭難は県内で19件で、そのうち5件が大東岳を含めた仙台南署の管轄内であった。通報があると警察などが駆けつけ救助に当たるが、危険な登山道では救助隊の二次遭難の危険性がある。遭難者を確実に救助するため、宮城県山岳遭難防止対策協議会・仙台南支部と仙台南署山岳警備隊は毎年訓練を重ねている。 仙台南署の山岳警備隊は、若手警察官を中心に隊長以下32人で構成。遭難防止のパトロールや広報活動、事故発生時の現場対応などを担い、今回の訓練には14人が参加した。 大東岳の山頂へは、表と裏の二つの登山道がある。元県警機動隊員の永野裕二さん(69)が指導し、表コースを往復しながら危険な地点を確認。2合目付近の立石沢標識の分かれ道、8合目付近の「鼻こすり」と呼ばれるロープを支えに登る急勾配の難所などを挙げた。 永野さんは訓練の意義について「山を知ることが最大の目的。地形の特徴や険しさ、自分が現状どれくらい登れるのか、それら全部を知ることが山を知るということ」と話し、「一度登ったことがあるかどうかで、実際に山岳遭難が起きた時の対応が大きく変わるから、訓練はとても大切」と語った。 記者は登山経験は中学時代の林間学校しかなく、標高1千メートル以上の場所は初体験。ただ、約半年前まで大学の駅伝部に所属し、毎日約30キロを走っていて体力には自信がある。合宿では山道でクロスカントリーを走ることもあり、問題ないだろうと考えていた。 しかし、登山の過酷さは想像…この記事は有料記事です。残り776文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録
関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






