水俣病の被害を訴える秋山輝夫さん=2026年3月15日午後4時16分、神奈川県寒川町、奥村智司撮影
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「お前のほうが水俣病だね」 十数年前、秋山輝夫さん(88)が実家に里帰りした時。手の震え、曲がった指先に目をとめた姉がつぶやいた。4歳上の姉と6歳上の兄が水俣病の「被害者」と認められ、医療費の負担なく通院できる手帳を持っていることを、その時に初めて聞かされた。 秋山さんは熊本県水俣市と県境を接した鹿児島県出水市の出身。海は家の目の前で、一家は毎日のように魚を食べた。 姉の言葉を聞いて調べてみる…






