高野豆腐の成分、肥満予防に効果 信州大教授らが仕組みを解明2026年5月30日 11時15分北沢祐生印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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長野県特産の凍(こお)り豆腐(高野豆腐)が肥満予防に効くメカニズムを、信州大と旭松食品(本店・長野県飯田市)の研究グループが明らかにした。グループは「肥満が誘発する生活習慣病の抑制などに役立てたい」と話す。 国際的な科学雑誌で2月に発表し、信州大医学部の田中直樹教授らが5月19日に長野市で記者会見を開いて説明した。 田中教授らはマウス実験で、高脂肪の食事と、ここに凍り豆腐のたんぱく質を混ぜたものをそれぞれ16週間投与。高脂肪食だと体重は1.8倍に増えたが、凍り豆腐を加えたものは1.4倍ほどに抑えられたという。脂肪肝の軽減にもつながった。 凍り豆腐由来のたんぱく質をとると、腸内細菌の働きで生成される代謝物質「アゼライン酸」が増加し、腸管でのホルモン「GLP―1」の分泌を増やすという。「GLP―1」は肥満症の治療にも用いられている。肝臓や脂肪組織で脂肪の分解・燃焼を促し、肥満や脂肪肝の軽減につながったと考えられるという。 凍り豆腐は、豆腐を凍結・解凍、乾燥させてつくる伝統的な大豆食品。高野豆腐、しみ豆腐とも呼ばれる。植物性たんぱく質やカルシウム、鉄分、食物繊維といった栄養が豊富で、糖尿病予防の効果などもあるとされる。 全国凍豆腐工業協同組合連合会(長野市)によると、明確な統計はないが、旭松食品など長野県内の企業での生産が多くを占めるという。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







