現場から全国で増えるモスク、反対運動も 地域との溝を生じさせない鍵は2026年6月1日 16時00分折井茉瑚印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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異なる宗教や文化的背景をもつ外国人が増え、全国でモスクも増えている。地域と溝を生まない配慮をするところが多いが、なじみのなさからくる不安や、デマが広がるなどし、反対運動に発展するケースもある。埼玉・川越にモスク 市は「無許可で都市計画法違反」と撤去求める 神奈川県藤沢市で計画されている「藤沢マスジド」は、市が2025年7月に土地開発を許可したが、敷地内での土葬やお祈りの際の騒音への懸念の声があがった。不安をあおるビラが配られるなどし、反対運動が強まる中、26年2月に住民説明会を開いた。現在、土地は造成中で、ウェブサイトも開設して懸念への具体的な対応を記載し、不安解消に努めている。 金沢市にあるモスクは、建設前に住民から反発があった。騒音などのトラブルについて自治会と話し合いを進め、今は問題なく過ごせているという。 日本に住むイスラム教徒に詳しい早稲田大学の店田廣文名誉教授の調査では、国内のモスクは25年7月時点で約160カ所。埼玉県内では少なくとも17カ所のモスクが確認されている。 その一つ、八潮市にあるモスクは開設に先立って市に相談し、地域住民にも説明。使われなくなった工場を買い取って改装し、2000年に完成した。07年には宗教法人として埼玉県に登録し、決算を毎年、県に報告する。町内会と情報交換し、イード(イスラム教の祝祭)で多くの人が集まるときは、地域住民に事前あいさつに行く。定期的にごみ拾いもしているという。 八潮モスクを運営する「宗教法人ジャミアマスジドヤシオ」の代表で、パキスタン出身のシャキール・シェイフ・モハメドさん(62)は「(登録には)周辺住民の署名なども必要で、(法人化までに)数年かかった。許可を取らずにモスクを建てているなら良くないこと」と指摘する。「地域の人とうまくやっていくからこそモスクの環境が成立する」と話す。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人折井茉瑚さいたま総局|埼玉県警担当専門・関心分野事件・事故、犯罪被害者、在日外国人、イスラム教関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






