深掘り第2回外出先で「授乳室ない」 増える個室ブース型、動かしたユーザーの声永野真奈印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
「授乳に我慢は必要ですか」② 幼い子どもとのお出かけ先で、授乳の場所に困った人も多いだろう。国が子育て世代に行った調査でも、困りごととして、約6割が「授乳室がない」、4割が「授乳室がどこにあるのか分からない」と答えた。ようやく授乳室を見つけても、使いたくなる空間であるとは限らない。 出産後に職場へ復帰する母親の受け入れに努力する企業が出てきた一方で、授乳や搾乳に対する知識はまだ十分に浸透しているとは言いがたいのが現状です。授乳にまつわる問題を母親の個人的な事情としてではなく、社会構造の問題として考えてみませんか。 国土交通省は2025年1~2月、子どもがいる全国の男女約1万人を対象に外出先での授乳、搾乳やトイレ利用に関するインターネット調査を行った。複数回答可で尋ねた「外出先での授乳や搾乳についての困りごと」として、最も多い回答は「授乳室がない」(60.0%)で、「地方は授乳室の数は本当に少なく、あったとしても衛生管理が心配な場所が多い」との声が寄せられた。 次に「ベビーカーを置くスペースがない」(54.6%)、「授乳室がどこにあるか分からない」(40.8%)と続いた。「授乳の場所確保、社会課題だった」 各自治体でも授乳室を増やそうと取り組む。京都府は4月から、授乳やおむつ替えができる「ベビーケアルーム」の設置に100%の補助金を出す制度を設けた。駅や文化施設など子育て世帯の利用が多く見込まれる施設を対象に、上限400万円まで補助する。 府が進める子育て世帯の外出…この記事は有料記事です。残り1076文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人永野真奈東京社会部|ジェンダー担当専門・関心分野ジェンダー、子ども、性暴力関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







