視点・解説第3回授乳めぐる取材で感じた 「一部の人の特殊な悩み」にならないように東京社会部 永野真奈印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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1月まで約5年間、ロンドンで暮らしていた。生後3カ月の子どもと渡英した当時、初めての子育てに楽しさを感じる余裕はなかった。ただ、子どもに母乳をあげていた1歳までの外出は、神経質さから解き放たれる数少ない機会だった。 出かける時間は授乳時間に合わせた。大きめの布を首にまいて、カフェでも、公園でも授乳した。大体20~30分はかかるため、少なくともその間は、安心して座っていられる。夫や友達と落ち着いて話せる。布も何もつけずに授乳しながらおしゃべりしている女性もたくさんみかけた。 日本に戻り、子どもを室内遊び場に連れて行った時、あるポスターを見つけた。「ここで授乳しないでください」。すぐ近くに、カーテンで区切られた授乳スペースがあった。そこに移れば、遊ぶきょうだいは見守れないし、友達とおしゃべりを続けることもできないだろう。 一方で、子どもを持つ前、親類が授乳ケープを取り出して授乳を始めた時に目のやり場に困ったことも、思い出した。母親の悩みが授乳室に隠されないように 授乳をめぐる日本の状況はど…この記事は有料記事です。残り647文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人永野真奈東京社会部|ジェンダー担当専門・関心分野ジェンダー、子ども、性暴力関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする








