深掘り裁判員が見た山上被告のあきらめ たまたま起きた異常な事件なのか印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする【連載初回】山上被告への判決、苦しんだ宗教2世「『40代だから』はむしろ逆」
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一審で裁判員を務めた30代男性の目には、山上徹也被告(45)が「抜け殻」のように映った。 淡々と受け答えを続け、すべてを「あきらめている」ようにも見えたという。 象徴的だったのは、安倍晋三元首相が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体に送ったメッセージ動画を見たときの気持ちについて、問われたときだ。 「困る、という感情ですかね」 その程度の感情で、教団幹部への殺意を安倍氏に向けたのか。 裁判員らが質問を投げかけても、疑問を氷解させるような言葉は出てこない。 情状酌量を得ようとする弁護団と対照的に、本人には「理解してもらおう」という熱意がうかがえなかった。 「生い立ちがどれぐらい本人の人格や考え方に影響しているのか、いまいちわからなかった」。男性はそう振り返る。 幼いときの逆境と、元首相の銃撃。そこに至る心理的なプロセスを解明する手法として「情状鑑定」がある。 鑑定をしていたら、どうなっていたのか。 取材班はそれを知るため、第…この記事は有料記事です。残り1660文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






