ジャルキャヒマール(6473メートル)への登り。最後にご褒美が待っていた=本人提供野村良太の山あり谷あり大志あり:332022年に前人未到の北海道分水嶺(ぶんすいれい)積雪期単独縦断を達成し、28歳で植村直己冒険賞を受賞した道内の山岳ガイド野村良太さんのコラム(紙面は北海道支社版掲載)です
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3年前の日記を読み返す。そこにはこう記されている。 「勇気ある撤退であったと思いたい。そして、敗退や失敗ではなく、撤退や一時休止と呼びたい」 3年前のこの連載にも、似たことを書いたと思い出した。 「撤退の経験を今後に生かすことが出来なければ、それは敗退と呼ぶべきだろう。僕はまだ、今回の遠征を敗退とは呼ばない。あの撤退があったからうまくいったのです、そう話せる日が来ると強く信じている」(2023年7月25日、本コラムより) その日はようやく巡ってきた。【連載①】「強い山屋になりたい」北大ワンゲル元主将 北海道分水嶺縦走63日【連載②】日高山脈を前に「食料がネズミに」 北海道縦走中のピンチ救った女性【連載③】「成長したかは次の挑戦でわかる」北海道縦走達成、次なる未踏の山へ 本当にやっとだ。4月18日…






