2026年5月28日 17時00分大久保貴裕 菅原普印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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安定的な皇位継承をめぐり、衆参両院の正副議長による取りまとめ原案の概要がわかった。政府の有識者会議が示した①女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ②旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える――の両案について「基本的に妥当」と明記した。正副議長の4人で調整した後、各党派に示す。皇族数確保へ「女性皇族が残る」「養子」の2案 知っておきたい要点 この協議にかかわる複数の関係者が明らかにした。意見が割れている①案に伴う「配偶者・子にも皇族の身分を与えるか」は、結論の明記を避けた。将来的な検討を求める項目を法案の付則や付帯決議に記す方針だ。 将来の女系天皇につながりかねないとして、配偶者・子を皇族とすることに慎重な自民党などには異論がある。それでも衆院の野党第1党の中道改革連合の意見を踏まえ、幅広い合意を目指すべきだと判断したとみられる。 ②案については、自民党と日本維新の会が「第一優先」の案に位置づけている。これに対し、参院野党第1党の立憲民主党などが難色を示すなど、今も各党派で考え方に隔たりがあることから、必要があれば「一定年数ごと」に見直す規定を盛り込んだ。合わせて養子となる男子の年齢制限や皇位継承権を与えないなど、慎重な制度設計を政府に求める。【解説人語】皇室典範改正のポイントと知っておきたい皇室のルール これまでの各党派による協議では、皇位継承のあり方を論点とせず、喫緊の課題である皇族数の確保にとどまっている。このため、悠仁さま以降の安定的な皇位継承策を引き続き議論することも明記する方向だ。 取りまとめ原案をめぐっては、代表者協議を取り仕切る森英介衆院議長(自民)が27日に衆院の石井啓一副議長(中道)、参院の関口昌一議長(自民)と福山哲郎副議長(立憲)と行った非公開の協議で提示したという。来週前半にも再び4者で協議するが、異論が出た場合は調整が難航し、原案を一部修正する可能性がある。 衆参の正副議長は、6月にも各党派による協議で原案を示し、政府に提出する「立法府の総意」を正式に取りまとめる考えだ。衆参正副議長による取りまとめ原案のポイント○女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ案 ・基本的に妥当 ・現在の女性皇族の身分保持は選択制 ・配偶者・子に皇族身分を付与するかは結論を示さず○旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案 ・基本的に妥当 ・必要があれば「一定年数ごと」に見直し ・養子の対象、受け入れる皇族の対象などの制度設計を慎重に行う○安定的な皇位継承策は引き続き議論有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






