独自旧宮家の養子案「慎重に制度設計を」 正副議長の取りまとめ案判明2026年6月5日 12時42分(2026年6月5日 17時55分更新)大久保貴裕 横山輝印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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安定的な皇位継承をめぐり、衆参両院の正副議長による取りまとめ案が5日、判明した。①女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ②旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える――の両案を「了とする」とし、政府に皇室典範改正案などを「速やかに国会に提出することを強く求める」と記した。8日に各党派の代表者から意見を聞き、来週にも「立法府の総意」をまとめたい考えだ。【解説人語】皇室典範改正のポイントと知っておきたい皇室のルール 判明した取りまとめ案では、②案について、国民の理解を得るために▼本人の意思を考慮した養子の年齢▼養親の範囲▼縁組の具体的な手続き▼養子は皇位継承資格を持たない――の4点を挙げ、「慎重に制度設計を行うものとする」と明記した。 さらに、「必要があると認めるときは、一定年数ごとに見直す」とも記した。参院野党第1党の立憲民主党を始めとする慎重・反対論が根強いことを意識したものとみられる。 多くの党派が賛同している①案については、「皇族の歴史に整合的」との考え方を示した。現在の女性皇族については「経過措置」として、身分を保持するかどうかを、選択できるよう配慮をすべきであるとも提案した。 各党派で意見の隔たりがあった①案に伴う「配偶者と子に皇族の身分を付与するか」については直接的には言及しなかった。「皇族の方々を取り巻く環境」などを勘案し、必要があれば何らかの措置を検討するよう付則や付帯決議に記すように求めた。 正副議長は5日午前、衆院議長公邸で約1時間会談し、取りまとめ案を正式合意した。森英介衆院議長(自民党)は終了後、記者団に「それぞれのご意見を十分に考慮に入れ、最良のものにしたつもりだ」と述べた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする