寒い時期を迎え、鯉川酒造でも酒造りに慌ただしい=2025年11月11日、山形県庄内町、安斎耕一撮影

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全国的に高く評価されている山形の日本酒。しかし、新酒の季節を迎えて、酒造関係者は悩んでいる。原料米の価格高騰のため、商品の値上げを考えざるをえないからだ。日本酒離れに加え、農家の「酒米離れ」も心配している。 「業界全体がピンチを迎えている」。出羽桜酒造(天童市)の仲野益美社長はゆううつそうだ。 今年の酒造好適米(酒米、60キロあたり)の仕入れ価格は、昨年よりも約5割、1万円以上も上がった。仕入れ価格は毎年、9月ごろにJAと県酒造組合が協議して決める。今年は主食用の米の高騰を受け、7月から話し合ってきた。 酒米はもともと、主食用米よ…