2026年5月22日 16時30分島崎恵茉印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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清酒大手「白鶴酒造」(神戸市東灘区)は、杜氏(とうじ)らが100時間かけて選び抜いた米のみを使った純米大吟醸酒「HAKUTSURU SAKE CRAFT THE PREMIUM 2026」(720ミリリットル)を発売する。64本限定で、すでにオンラインで予約受け付けを始め、23日から白鶴酒造資料館でも販売する。 「最良の米と最良の水を使っていい酒を造りたい」という白鶴酒造の杜氏、伴(ばん)光博さん(62)の長年の夢を実現したものだ。 米は、酒米として知られる山田錦の兄弟品種で、自社で交配した白鶴錦を100%使用。未成熟な粒などを除いた玄米104キロを磨き、雑味の原因となる外側部分を取り除いた。残った米の割合を示す精米歩合は38%。大吟醸の基準である50%よりもさらに削り込んだ。 100万粒以上の米を2ミリメートル角のふるいにかけて同じ大きさの米を選び、ピンセットで形の悪い米や割れた米などを1粒ずつ取り除いて計33キロにした。伴さんと酒造り職人の能地亮輔さん(42)の2人で、およそ2カ月、約100時間かけたという。 伴さんによると、粒の大きさが違うと麴(こうじ)づくりや発酵などの過程でばらつきが発生する。一定の大きさの粒をそろえることで狙った酒質に近づけられるという。 水にもこだわった。六甲の水を70時間ほどかけて湯煎して、豊富なミネラルの濃度をさらに高めた。雑味が減って香りがよくなったといい、伴さんは「トロピカルフルーツのような香りで、後味はリンゴのような酸味を感じる」と言う。 オリジナルの日本酒などを小規模製造できる資料館内のマイクロブルワリーで醸造された。 伴さんは「通常の酒造りでは、1回の仕込みで大量の米を使うため不可能だったが、小規模製造なら実現できると思った。米の選別は機械よりも人の目で見た方が確実だ」と話す。 価格は11万1100円(税込み)。オンライン予約は40本を上限に受け付ける。資料館では午前9時半から販売を始める。いずれも1人2本まで。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






