ストーリー町長が「時短育休」を続ける意味は 子連れで公務も「一緒でいいね」机美鈴印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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小学1年とまもなく3歳の子どもを育てる奈良県三宅町の森田浩司町長(42)は、夕方に公務を切り上げる「無期限の時短育休」を宣言し、実践している。「育児は日常」と語る森田町長に、仕事との両立を聞いた。産休の市長に「誠実さ」と「覚悟」を感じた産休を取得する京都府八幡市の川田翔子市長とは、以前からの知り合い。記事の後半では「まとまって休む」という姿勢に、誠実さと覚悟を感じた理由を語っています。 妻は訪問看護師で、事業所の経営者でもあります。 町の職員から「子育てにやさしい町を掲げるのだからトップが手本を見せないと」と言われ、第1子が生まれた2020年と第2子誕生の23年、それぞれで「時短育休」を宣言し、いまも継続中です。 朝は洗濯と朝ご飯の用意。下の子を保育園に連れて行って午前8時になると出勤。午後5時15分に退庁して保育園と学童に迎えに行って帰宅。お風呂に入れて、妻がつくったご飯を食べて、午後9時に寝かしつけながら寝落ちしている……そんな日常です。 一般の勤め人に置き換えたら、残業のない「定時間勤務」にイメージが近いかもしれません。 かつては夜遅くまで働くのも、夜の会合も当たり前でした。 いまは東京に出張して、人脈を作れそうなチャンスだなと思っても、とんぼ返りしなければならない。あきらめたくないけど、あきらめることもあります。 保育園が休みの週末、妻も調整がつかないときは、公務に子どもを連れて行くこともあります。「今日も子どもと一緒でいいね」と、周りが当たり前のように受け入れてくれてありがたいです。 子どもが体調を崩して数日間登庁できなくても、オンライン会議もあるし電子決裁もできる。大きな問題は感じていません。 ただし、災害時は別です。三宅町は地形上、氾濫(はんらん)のリスクがあるので大雨警報が出たら役場に詰めます。情報が集約され、迅速な判断が求められるからです。 子どもの不安そうな顔に後ろ髪を引かれますが、妻に任せます。子どもには「みんなのために役場に行かないといけない仕事だからね」と、ふだんから言い聞かせています。育児は数週間では終わらない 男性首長の場合、まとまって…この記事は有料記事です。残り1000文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人机美鈴ネットワーク報道本部|大阪駐在専門・関心分野ジェンダー、性、環境問題関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







